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ラムネ 第12話「100個の貸しと100個の借り」(終)

冒頭は目覚ましで起き、学校にも行かず、意識の戻らない健次の入院する病院に通い詰める七海.

手術中の健次に「いつまでも大丈夫なんて思っちゃ駄目ですよ」と裕美の言葉を思い出す七海、泣く鈴夏に「どうしようか健ちゃん」、切ないねぇ.

健次を見舞う度、貸しを増やしていく七海.教室で二人が欠席している机を見る端野、バイクの整備に手こずる美空、帰り道の七海を見かける多恵は珍しく制服、というか自治会長を引退したんでしょうね.そしてなかなか引っ越し先でなじめない裕美.

そして木々は紅葉し、なぜか和服を着ている多恵.相変わらず健次を見舞う七海は「畑仕事さぼっちゃってるから、これは私の借りだね」と一人で貸し借り.

紅葉も散って、ぼうぼうの畑を世話してるのは鈴夏.三人おそろいの真珠の横、携帯を気にするひかり.そして七海は「クリスマスはいっしょに過ごしたいな、出来れば二人で、なんてね」

雪が降って、健次の着替えを届ける鈴夏.なかなか起きない健次に「どうしようね」と七海、やっぱり切ない.

雪が止んで「小さい雪だるまなら、作れそうだよ、健ちゃん、一緒に作ろう」「これも貸しだよ、これで百だね、健ちゃん」そして「一つだけ私の言うこと聞かなきゃいけないんでしょ、起きて、命令だよ」と涙を流してすがりつく七海、それでも目を覚まさない健次.
「健ちゃんが一緒じゃないと私、何したらいいか分からないよ、一緒じゃないと、駄目なんだから」泣かせるなぁ.

CM明けて、桜が咲いて、女子大生になったひかり.でも門で守衛に呼び止められ「だめでしょう、中学生がはいってきちゃあ、まったく変装までして」って、相変わらず受難ですねぇ.てか学生証見せなさいよ.
多恵は旅館の仲居さんに(前のシーンで着ていた和服はこの伏線でした)、あいかわらず一人でがんばってしまう性格のようで.裕美は友達も出来てすっかりなじみ、美空はなぜかガーデニング.

そして学校に出てくる七海、髪を切って、留年したので鈴夏と同じクラス.でも健次の見舞いでは「早く起きてね、もう泣かないから、なんてね」と涙をポロリ.ほんと健気だよね.

一緒に飯を食う近衛家と友坂家(鈴夏の料理の腕のせい?)、そして七海んちの畑は鈴夏と親父が手伝い、七海母・各務に微笑みかけられて顔を赤らめるおやじ健柳流、なんなんだ.

季節は夏、またやってきたひかりに「もうそんな時期なんだね」.おさかなのヘアピンのペアを風鈴にした七海、ひかりに問われて「いつまでだろうね、自分でもよく分からないよ」「しょうがないよね、あれなんだから」

そして幼い頃、七海「ちゃんと教えてほしいな、あれってなあに」に健次「好き、だから」「私も、その、好き」ちょうど畑のトマトのように真っ赤になる二人.でも照れくさくて「なんてね、に決まってるだろ」「私だって、なんてねなんだからね」

「嘘だよ.なんてね、なんて、嘘だよ.好きだよ.愛してる」と七海、窓を閉めようと立ち上がって背を向けたところに「いい音だな」「お友達は気に入ってくれたか、泣くなよ七海」とようやく目覚めた健次.

そしてEDはいつもと違う歌.バイク修理中の親父に差し入れする各務、うーん、親子そろって「あれ」ですか.ところで、健次は留年したから端野は先輩ってことに.

ラストは海辺でラムネを飲む二人、「貸しだよ、健ちゃん」「あぁ」そして健次にもたれかかる七海、まったりとした感じで終わってくれました.


初回から、夫婦みたいな、ほのぼのカップリングを見せつけた健次と七海に、このままのんびりと話が進んでいくのかと思ってましたが、後半はなかなかシビアな展開を交えてうまくまとめてくれました.作画はちょっと難ありだし、水着度が少なかったけど、見終わったあとはラムネのように爽やかな感じにしてくれたので、良しとしましょう.

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