京四郎と永遠の空 第十二話 永遠(えいえん)の空(くう)(終)
カズヤを遮り、落ちる京四郎と空を助けたのは、かおん.自分のも、仲間のも、恋路の邪魔はさせない、ってことかな?
バスティーユ崩壊と共に、倒れるカズヤ.再び大災厄が起こらないよう、「私が止めます」と空.なんでしょね.
他の絶対天使を解放すると、たるろってはソウジロウ、かおんはひみこのもとに行ってマナ注入.「ただいま、ひみこ」、よかったですね.やっぱりこの二人は「神無月」を引き継いでますな.
でも、せつなは上空の空と京四郎を見上げるばかり、切ないですねぇ.
二人がラブシーンを繰り広げる一方、再び動くようになって、カズヤを膝に抱くワルテイシア.それぞれに大切な人ができている、ってことですが、そうなるとなおさら、せつなが悲しいことに.
めでたしめでたし、と思ったら、空の身体がよろめき、「お別れの時間です」.バスティーユの崩壊は、空自身の消滅に繋がる.えぇー!
「これ以上欲しがったら、バチがあたっちゃいますよ」、そして自分の最期は見ないで欲しい、と京四郎に頼む彼女.なんていじらしい.
次に会えたらどうするか、背中を向けたまま語り合い、そして離れる二人.
ずっと我慢してきたけど、でも「もっともっと、京四郎さんと一緒にいたい.助けて!」
「俺は、約束したじゃないか.永遠に、離さないと.絶対に!」
ふり向いて抱きしめようとした瞬間、羽を残して消える空.京四郎の手に残されたのは、あの白馬のアクセサリー.
世界の真ん中ならぬ、塔のてっぺんで叫ぶ京四郎.あぁ、悲しいですねぇ.
落ちる彼を受け止めたのは、そして嘆く彼を慰めたのは、やはり、せつなでした.あぁ、こっちも悲しいですねぇ.
事態は落ち着いて、いまは車いすの上のカズヤ、面倒を見ているのはワルテイシア.もうカズヤの無敵状態は終了、のようですね.呼びかけにも反応しないし.
せつなに、ごめんなさいする京四郎.でも、自分の髪を短く切って、一緒に空を探しに行く、と伝えるせつな.京四郎の言うとおりにするのではなく、自分のすることを自分で決断した彼女.泣かせるなぁ.
ソウジロウは機動風紀に復帰し、その側にはたるろってが.ひみことかおんも一緒ですが、かおんに問われ、月を見上げながら、本当の名前を告げるひみこ.やっぱり、「来栖川姫子」ですか?
幼い空.その前に現れた、髪の伸びたせつなと、おなじく髪の伸びた京四郎.つまりそれなりに時間経過してるって事ですね.
このラストシーンまでも、なんだかやっぱり「神無月の巫女」を思い出させました.
てことは、せつなはソウマのポジション? 願わくば、彼女を大切に思ってくれる人が現れんことを.
神無月のときにくらべ、アクションシーンは控えめでした.もうちょっと、絶対天使同士の派手な戦いを見たかったかも.ラブストーリーとしては、私には十分でした.繰り返しになりますが、せつながなんとも、ね.
ところで、水野さんは「にゃーの」を十分堪能できたのでしょうか?
| 固定リンク
「アニメ・京四郎と永遠の空」カテゴリの記事
- 京四郎と永遠の空 第十二話 永遠(えいえん)の空(くう)(終)(2007.03.30)
- 京四郎と永遠の空 第十一話 天使回廊(2007.03.29)
- 京四郎と永遠の空 第十話 天使の牢獄(バスティーユ)(2007.03.19)
- 京四郎と永遠の空 第九話 乙女見果てぬ(2007.03.09)
- 京四郎と永遠の空 第八話 刻の目覚め(2007.03.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント