Φなる・あぷろーち 第１１話 大終焉！？愛と別れの雛人形

前回から引き続き、シリアスなアバンで始まる今回．

さすがの涼も、最愛の妹のお願いは断れず、西守歌と二人きりで過ごすひととき．

「実はこうして涼様とゆっくり二人っきりなんて、ほとんどなかったんですのよ、気がつかれてました？」、第３話での「深い感謝」は結局どうだったんでしょう？

珍しく沈んだ表情の西守歌が語る、西守歌の祖父と、涼達の祖母の悲恋．
「でも、今は、同情でもいいかな、って、思います．たとえ、同情でも、もう、二度と会えないよりは、ずっと・・・」
「だから、せめてこれを・・・これを、二人が出逢えた証に」
そして手渡される雛人形．盛り上がりますねェ．

「ご安心くださいませ、賞味期限は、涼様が素敵な方をお見つけになるまで、ということで」
「いいえ、呪いのアイテムですわ．涼様が誰とも結ばれないように．そうすれば、いずれ私を呼んでくださるかもしれませんでしょう？」
「だったら、後、どうしたらいいですか、どうしたら言ってもらえますか」
いやあ、切ないですね．

「そんなに出会い方が問題ですか！　権力を持っているのがお嫌いですか！　今、一言行くなとおっしゃるのが、そんなに涼様の信念に背いていますか！」
泣きながら胸を拳でぽかぽか．あぁ、これは効きますなァ．

この回、EDがいつもと違ってたんですねぇ．顔を近づける西守歌に、顔を背ける涼．そして、「だい・・・きらい・・・大っきらいー！」
やっぱり見事なヒキだ．