School Days 第十二話 スクールデイズ(終)
衝撃の放送休止から1年半、あらためてGyaOで配信されたので、最終話のみ視聴しました.
おお、R15チェックがある.
だいぶん忘れているので、当時の感想を読み返してから視聴.前々回まで散々な目にあってヤンでいる言葉、前回で世界の妊娠を知った誠、 彼が彼女の状態に気づいた所だったんですね.
寄り添って歩く言葉と誠の一方で、虫の知らせか、苛つく世界.やたらとお腹をさすってるなぁ.
あげく、問い詰める世界に対して「言葉ならそんなこと言わないのに」とぼやいたあげく、「なんで子供なんて作ったんだよ!」
「彼女面して家に居座らないでくれ」と言い出す誠.第6話で「俺やっぱりお前(世界)がいい」、第7話で「おれはほら、世界と一緒がいいの」
とか言ってたのにねぇ.なんと身勝手な.
欲望を抑えられないことは自覚してるようですが.
通過する電車の車内に二人を見つける世界ってば、すんげえ動体視力.引き返してきて修羅場になる三人.
ここまで今回まったく台詞のなかった言葉が、ようやく口を開いたと思ったら、刹那のことを持ち出し、世界の心をぐさりと.
あぁ、恐ろしい.
「私、こう見えても寛容ですから」と、当初は世界が自分たちを取り持ってくれてことを持ち出し、その目前でキスし始めましたよ. ドロドロしてきたところで、Aパート終了って、救いようがないなぁ.
さてBパートは、一人逃げ出した世界の回想から.今回、ここが一番衝撃的でした.
この描写では、入学当初、刹那が誠に気があったの、世界は感づいてて、その仲をとりもとうとしてたってことじゃないですか!
それなのに、席替えで誠の隣になった刹那に、頼み込んで席を交換してもらってたんですよね?(第10話での刹那の回想)
そして、今度は仲をとりもったはずの言葉から、誠を奪ったと.
今まで誠が一番最低だと思ってましたが、状況がこうなってしまった一番の原因は、一連の世界の行動にあるようですよ?
なんでもっと素直に行動できなかったかなぁ...
なので世界が「ひどいよ、自分だけ幸せになろうなんて」と誠を退場させてしまっても、彼の自業自得とも言い切れないし.
そして、二人の対決シーン、あきらかに言葉のほうが怖いです.「良いお医者さんなんですよ?」って、彼女の実体験に基づいてそうだし (第10話冒頭でのシーンがあるからですが、勘ぐりすぎ?).
刃を向けようとする世界の腕を払いのけ、一刀のもとに退場させる言葉.そういう稼業で生きてけそうなくらいの腕ですよね.
「やっぱり、嘘だったんじゃないですか.中に誰もいませんよ」、ひょえー.
「やっと、二人っきりですね」と、ヨットで船出する言葉と、とても小さくなった誠.
ひょっとして、言葉は、最初から誠を持ち運びできるようにするつもりだったとか?
さて、挿入歌はrinoさんといとうかなこさん、EDはKIRIKOさんでした.
そのEDが終わると、誠のナレーション.第1話と同じだけど、今になってみると、その意味してたところが分かって、恐ろしすぎます.
見た目は平和な学校の風景、でもそこに、もう彼らはいない.
泰介も無事でしたね.包丁さばきの練習台にはされなかったようで.
返す返すも怖いこわーい結末でした.こうしてみると、あのまま間をあけずに放映されてたら、もっとインパクトがきつかったかも.
nice boatになったり、生ハムの番組になったりしたのは、良かったのかもしれませんね...
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