アニメ・機動新世紀ガンダムX

機動新世紀ガンダムX(DVD-BOX) 3/3

第二十七話「おさらばで御座います」(リー・ジャクソン)

 第3クールに入り、OP曲が変わってDXがシルエットでなくなりました.ついでにエアマスターBも登場.

 死んだように眠るガロードを寂しげに見つめるティファ.「やっぱり、あなたが遠くにいるような気がします」ティファが出て行った後、脱ぎ捨てられた服が整頓されていたのは、にくい演出ですね.

 年代物のMSで出撃するリー将軍.連れ戻しに出るDXとエアマスターに迫る試作MSブリトバ.オルバ「負けないでね、僕らのDX」って、なんかすごく屈折した愛情表現のような.

 ED曲も変わりました.



第二十八話「撃つしかないのか!」(ガロード・ラン)

 ルクス「命令という言葉は、使うべきところで、お使いなさいませ」人を育てるのって、苦労するよね.

 ユリナの正体に気づくロアビイ「ったく、どいつもこいつも」

 「インド戦線の不死身の殺人マシーン」ミルラの「むしろ死に対して、あこがれに対する感情を抱いている」って、芝居がかってるという意味でフロスト兄弟に近いかも.

 「仲間のところへ帰らなくていいの?」「あなたって子供ね、かっこつけてるけど、結局答えを出さずに逃げてばかりいるのね」「そうやってまたごまかす」しっかりロアビイを見破っているユリナ.あげく「仲間のところに戻ってあげて、フリーデンにいるんでしょ、好きな人」と死に際の言われては、さすがのロアビイも動かざるを得ないでしょう.

 圧倒的装甲と力の前になすすべのないDXに、Gコンなしで動かせるようになったGXディヴァイダー出撃.「この船の全員が、戦うべき時に戦うのだ」うんうん.

 そこへロアビイが参戦し、レオパルドのゼロ距離一斉射撃で対ビーム防壁を壊してミルラ機撃破.

 サテライトキャノンを撃つかどうか、ほんとのほんとに最後というところで、ウィリスが「僕が投降する」「ガロード、僕も戦うよ、僕のやり方で」

 ようやく決断できるようになって、ルクス「これで私も安心して、お父上のもとに参れましょう」「人前で泣くのは今宵が最後です」って、泣かせるなぁ.

 物思いにふけるガロード、それを見つめるティファ.このあたり、このパターン多し.



第二十九話「私を見て」(ティファ・アディール)

 冒頭からいきなりティファの夢.「こっちを向いて、私を見て」見てるこっちも気恥ずかしくて、「ムーミンちゃうで」って茶化したくなるくらい.さすがにこれは、「私の夢は現実です」とはならないよね.

 キッド「ずっとティファにベッタリだったのにな」ほんとにね.そんでガロードをそっと見つめるティファ、ちょっとストーカー風味かも.

 「2階級特進を餌にした実戦テストだな」と見破るアベル.この男がセインズアイランドを壊滅させた本人.マイルズの敵討ちか、セインズの新連邦軍を襲うエニル「決して、許さない!」この人もほんとうに戦争にいろいろ奪われました.

 「ティファの能力の低下には、別の原因があるとにらんでいる.ガロードだよ」「さみしさがティファの力の妨げになっていると?」「予知夢ではない、むしろ彼女自身が抱いている願望と言うべきか」さすがテクスはお見通し.

 今までと違い出撃できないことで激するロアビイに、唖然とするキッド.

 アベルが覚醒し、ピンチになったガロードに、ティファ「お願いガロード、私を見て!」さすがにこれはガロードに通じて本体を撃破「ティファに手を出すなー!」

 「訳あって、面会謝絶だが」って、テクスはやっぱり渋いなぁ.ガロードに手を握られて、ティファはいったいどんな夢を見るのでしょう?



第三十話「もう逢えない気がして」(ティファ・アディール)

 ガロードを写生するティファ.「何笑ってんだよぉ」「なんでもない」って、前回までとうってかわっていちゃつきモードな二人.

 夜中にガロードを訪ねるティファ.なんだか今までより可愛い感じに.「だって、俺ティファのこと…」その先を言えないガロード.でも、見送るガロードに、戻ってきて角からひょっこり顔を出すティファ「また、明日ね」.あーあ、ほんとにラブラブだねぇ.

 レオパルド・デストロイが完成してロアビイ「お披露目と行こうじゃないの」

 ジャミルがGXで出たすきに、革命軍のスパイ・ニコラがティファを宇宙に連れ去ってしまう.シャトルにはさすがにDXで追いかけても届かず.「ずっと一緒にいるって約束したんだ、それにまだ話したいこともたくさんあるんだ!」って、泣かせるなぁ.



第三十一話「飛べ、ガロード!」(ジャミル・ニート)

 「しばらくは事態を静観しよう」フロスト兄ちゃんは弟と比べると、けっこう消極派.

 自分を連れ去ったニコラに、帰せというティファ「私が思う人のところです、私を思う人のところです!」強いねぇ.

 フリーデン一行に合流のエニル「地球はいろいろ思い出があるもの、みんなだめになっちゃったけどね」「女の子が本当に幸せになるって、戦争に勝つよりも大変なこと」語りますねぇ.

 フロスト兄ちゃん「今日こそ沈める」って、いつもだめだよね.でも「これがコロニーの技術力だというのか」「どんな強力な火器でも、当たらなければどうということはない」と名台詞連発.

 最後にエニル「しっかりね、ぼうや」と見送るところ、以前より表情変わりましたね.



第三十二話「あれはGファルコン!」(ランスロー・ダーウェル)

 「宇宙に住む人すべてがニュータイプ」と言われてとまどうガロード.しかし脱走のための情報収集は万全.

 ガンダムとそのパイロットと言われて驚くランスロー.「ジャミル・ニート、ふ、まさかな」この二人はなんだかお互い思い合ってるみたいな.

 ランスロー「見せてもらおう、戦後のガンダムとやらを」と名台詞.

 あっという間に無重力戦闘に慣れてしまうガロード.しかしランスローには歯が立たず.ところで、宇宙空間ではシートベルトをしているガロード.他のパイロットも皆同じでした.

 「ガロード、私はあなたを感じたい」でも最後の最後でガロードを感じ取れたティファ.

 しかし今回のラストシーンはパーラが登場「いただき、そしてさらば!」インパクト大ですな.



第三十三話「どうして俺を知っている!?」(ガロード・ラン)

 今回からOPのレオパルドがデストロイになり、Gファルコンも登場しました.

 反政府組織サテリコンのGファルコン・パイロット、パーラの声は長沢美樹さん.「だぁ!だぁ!だぁ!」のグアバを思い出します.

 昏睡から覚めたガロード.パーラをティファと間違えて「ぼよ~ん」って、お約束だなぁ.パートナーと言われてとまどうガロードに、「だってそういうシステムなんだもん」「同年代の子供がいないからな、仲間ができてうれしいんだろう」と艦長が言ったのは本当にそのとおり.

 ランスローとティファの出会い「君か、今私の心に触れたのは」「あなたはジャミルに似ているから」

 サテリコン拠点に攻撃.その衝撃のどさくさで、またガロードはパーラの胸に接触.ティファとパーラは同い年だけど、スタイルは違うっぽい.

 戦場でランスローと出あうガロード「ジャミルは戦っている、過ちを繰り返さないために!」驚くランスロー、ガロードにおっさん呼ばわりされています.

 反応弾で壊滅するサテリコン基地.「それにしてもだせえよな、また故郷が消えちまうなんてさ」とパーラの涙.

 コロニーレーザーで地球を直接攻撃するのがダリヤ作戦.ライラック、ガーベラ、ダリヤ、革命軍はコードネームに植物の名前がお好きのようで.



第三十四話「月が見えた!」(ガロード・ラン)

 ガロードが無事と聞いて久しぶりにちょっと嬉しそうな表情のティファ.「未来は自分で切り開くもの」「それがニュータイプのかいま見た未来でもか」「未来は誰のものでもありません」「自分がニュータイプであると思ったことは一度もありません」

 ザイデルに相対して「あなたの中に、たしかな何かを感じます」「憎悪、あこがれ、呪縛、D.O.M.E.」と秘密に気づいてしまったティファ.

 自分の過ちに気づき始めるニコラ「できることなら、元いた場所へと返したい」

 サテライトキャノンの長距離射撃でソーラーパネルをふっとばすガロード.「炎のMS乗りガロード・ラン」との名乗りに、ティファの微笑み.

 パーラ「あのガロードがあんなに必死になる娘って、どんな娘かと思ってさ」

 ランスロー「ジャミルの奴、人を育てる才能もあったんだな」

 ティファを取り戻した上に、コロニーレーザーもぶっ壊すガロード「うそつきで悪かったな、総統閣下のおっさんよ」

 地球を背景に宇宙空間で抱き合う二人.パーラ「あーあ、たくもう」いやまったく.地球へ行こうとする三人の前に現れたのは久々のフロスト兄弟、しかも新型.



第三十五話「希望の灯は消さない」(カリス・ノーティラス)

 クルスクに送られるガンダム三機を狙う影.予告でカリスってわかってますが.

 パーラ「これが地球か、すっげーいいところじゃん」宇宙に出たときのガロードと似たようなことを言ってます.

 ブラッドマンと会うガロードとティファ「コロニーの指導者は、ゆがんだ心を持っていました.それとおなじ空気を感じます」「月の、D.O.M.E!」と見破り、ジャミル達の危機を告げられても「大丈夫、あの人がいます」やっぱりティファはなんでも知っている~.

 危機一髪のフリーデン一行を救うカリス「会いに行きましょう、あの二人のところへ」

 協力して脱出するガロードとティファ.扉の向こうを伺うティファのうなじに、思わず見とれるガロード.そういう邪念はティファに伝わらないのかな?

 パーラも助けてまた三人に.ティファが頬を赤くして「みんなと一緒だから」に、パーラ「みんな、じゃなくて、ガロード、だろ」ナイスツッコミ.



第三十六話「僕らが求めた戦争だ」(オルバ・フロスト)

 DXで逃げるガロード.宇宙での戦闘で吹き飛ばされたライフルやシールドは復活してました.最初のうちは拾って回収するシーンがあったのですが、この辺は話数がないので省略か.

 こだわるようですが、宇宙じゃないとシートベルトをしないパイロットの皆さん.

 「悪いね、乗せてもらっちゃって」レオパルドを乗せても飛べるエアマスターってすごい.

 ガロード「ニュータイプって、本当は何なんだろう?」カリス「それに答えを出すことが、あの戦争の終わりに生まれた僕たち世代の役割かもしれません」「戦後生まれも、いろいろな人がいるようですね」ほんとにね.

 ランスロー「戦後か、今度の戦争に、戦後はあるのだろうか」

 ザイデルはあくまで開戦姿勢.ブラッドマンを抑えていた地球の和平派を消すフロスト兄弟「新連邦政府に栄光あれ」って、嫌みだよね.これでブラッドマンも口実ができて開戦へ.

 「おめえ顔は悪いけど腕はいいじゃねぇか」「おめえみたいな男女に言われたかない」とすっかり仲のいいパーラとキッド.やっぱり同世代の友達ができて嬉しいのでしょう.

 戦争の始まりを告げるカリスに、フロスト兄弟の言葉を思い出すガロード.「愚かな歴史は、再び現実になろうとしている」



第三十七話「フリーデン発進せよ」(ジャミル・ニート)

 開戦の報をうけるフリーデン一行.そんななか「それに、俺は未だ」と赤面するウィッツに、ロアビイはニヤリ.

 ニコラのランスローあての遺言「生きてこの国を導いてください.ニュータイプやオールドタイプという垣根を越えて、真の平和を」

 ザイデル「この戦争に勝利するにはD.O.M.Eに触れねばならん」ブラッドマン「よもや月には触れぬだろうな」と月にこだわる双方の親玉.

 トニヤ「いきなりこれだもんな」まあたしかに指輪はね、急すぎるかもね.

 ロアビイ「俺、けっこうマジなんだけど」以前の経験があるから、ぐずぐずして後悔したくないのでしょうね.

 ガロードと二人で月を見上げるティファ「でも、もうさびしくない、ガロードと一緒だから」肩を抱いていい雰囲気.もう一押しいかないかな?と思っていたら、「たとえ地球がめちゃめちゃになってもティファのこと守ってみせる」「死なないって約束して、ずっと一緒にいるって約束して、もう一人になるのは、私」おお、キスした.おめでとう!「このとき、私は初めて自分の力をもっと欲しいと思いました」

 と思ったら、翌日昏睡するティファ.あせるガロード.「一言多いわよ、あんた」とエニルにも言われるトニヤ.いやほんとうに.

 実は月のD.O.M.Eと接触するティファ.「私を月へ連れてってください」って、竹宮恵子かーい!

 「だって俺たち、もともとヴァルチャーだもん」盗んだ宇宙艦で月へ向かうフリーデン一行.



第三十八話「私はD.O.M.E…かつてニュータイプと呼ばれた者」(D.O.M.E)

 ランスローは「我々はどこで道を踏み誤ったのだ?」と来し方を振り返り、ジャミルは「死んだら負けだぞ、忘れるな」と皆に声をかける.

 もう一つのカップル・ウィッツは、エニルに「トニヤのため?」と言われて真っ赤っ赤に.ガロード並みに純情かも.

 ティファ「わたしはガロードといっしょにいます」パーラ「ぬけぬけといいやがるな」ティファ「はい!」あーあ、まったく.

 サテライトシステムの照準レーザーに、みんなびびってモーゼの十戒よろしく分かれる戦闘エリア.そこにつけいるフリーデン一行.レオパルドも宇宙推進用にブースターを.でもどういう風についてるんだろう?それから、やっぱり宇宙ではみんなシートベルト着用してました.

 シャギア「世界を変えるためにはこれが一番の方法だ」に「世界を滅ぼしても有り余るほどの憎しみ」を感じるティファ.拳でどつきあうDXとフロスト兄弟.

 ビットMSに導かれるDX.ティファ「真実を知るべき人たちを、ここに導いてください」との願いに、ジャミル、フロスト兄弟、ブラッドマン、ザイデル、フリーデンもビットMSのお誘いが.しかしフロスト兄弟は拒否.

 15年を経て、ジャミルとランスローの直接対面、握手してます.ブラッドマンとザイデルも直接対決し演説合戦、そこへジャミルが一喝「ニュータイプは神ではない、主義主張を語る道具でもない」

 最終回予告は、かつてのガンダム視聴者と、当時の視聴者へ向けたメッセージのよう.



最終話「月はいつもそこにある」(ナレーション)

 マニュアルモードに切り替えられるマイクロウェーブ設備.D.O.M.Eがティファ達と対話してるせいで、ビットMSが弱体化したか?

 ティファ「ニュータイプがなんなのか、みんなに知らせたい」「あたし自身も知りたいの」に、D.O.M.Eが語る語る.

 「戦争か、よくも飽きずに続けるものだ」「僕らはニュータイプという幻想でつながった世代なのだから」「たとえどんな未来が見えたとしても、現実にしようとしないかぎり、それば幻だ」「ニュータイプと呼ぶべきものはこの世界にいない」「古い時代は、これで終わりだ」

 しかしフロスト兄弟のサテライトシステムが火を噴き、ザイデルもブラッドマンも消滅.でも、このときティファは第二話のように、死んでゆく人たちの思念を受信しなかったのかな?

 フロスト兄弟とガロードでマイクロウェーブの取り合い.お互いのサテライトキャノンで双方ふっとび、マイクロウェーブ基地も大破して、画面はいきなり半年後へ.

 ガロードとティファは二人で、カリスは一人で旅立ち、ジャミル、サラとランスローは和平交渉で再び対面.シンゴ、パーラとキッド、メカマン達は修理屋「フリーデン3」を営み、病院のテクスは「たいがいの問題はコーヒー一杯飲んでいる間に、心の中で解決するものだ.あとはそれを、実行できるかどうかだ」と最後まで渋く決めてくれました.

 トニヤを故郷に連れてくるウィッツに、エニルとロアビイがお邪魔虫.と思ったら置いてかれるウィッツとロアビイ.今んところトニヤはエニルとの友情の方が大事らしい.

 ガロード「よく知ってるよ、ニュータイプのことなら」を、後ろから見ているフロスト兄弟.

 ナレーションの締めは「たとえ世界がいかなる形になろうとも、月は、いつもそこにある」.かっこええなぁ.

 EDはフルサイズの英語版で名シーン集.最後はガロードとティファのキスシーンで幕を閉じました.



 特典映像で初めて知りましたが、第一話番宣CMは「生き延びた先には、何があるのか」となっていて、ちゃんとガンダム毎回予告の「君は生き延びることができるか」に対応してたんですね.それからオーディオコメンタリーも面白かったです.

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機動新世紀ガンダムX(DVD-BOX) 2/3

第十四話「俺の声が聞こえるか!」(ガロード・ラン)

 テクスがカリスを治療するも、エニルの出現で連れ去られ、パトゥーリアの心臓部となるカリス.

 フォートセヴァーンを焼き払うパトゥーリアに、ガロードの声は一瞬だけしかカリスに届かず、そんな中、ヴェルティゴで出るジャミルとティファ.「私が導きます.そのために来たのです」ティファも強くなったなあ.

 カリスと別れて初めて彼の背負ったものを知るガロード.切ないねぇ.

 今回からEDは日本語版に.



第十五話「天国なんてあるのかな」(ロアビイ・ロイ)

 バラを配って回るロアビイの百面相、あんたは諸星あたるか、いや面堂かな.どっちも違うような.

 本命の女性(レオパルドの前の持ち主)が死んでいたことを知るロアビイ.自分の母親が再婚したことを知るウィッツ.それぞれに故郷を失った二人.「さ、帰ろうか、フリーデンへ」彼らもまた帰る場所がフリーデンになりました.



第十六話「私も人間(ひと)だから」(ティファ・アディール)

 朝食風景、フリーデンの食生活ってけっこう充実.ロアビイ「ちゃっちゃと動いちゃったほうがいいかもよ、あとで泣き見るよりはね」サラ「でも、時間が解決してくれるまで動かない」ウィッツ「だけどよ、時の流れってのは残酷だぜ」トニヤ「何、何なの?」.こうしてみるとトニヤは能天気っぽいんですが、彼女も辛いことはいろいろ抱えてそうです.

 ガロード「考えてみたら俺、ティファのこと何にも知らないんだ、話らしい話ほとんどしてないし」そりゃティファのほうからは、ガロードの気持ちが見えてるんだろうけど.

 ティファの描いた絵の景色を探すガンダム隊.しかしロアビイが見つけたのは水着ギャル.やっぱり「うる星」みたいな.

 急にサラに語り出すジャミルに「ここが私たちにとって帰る場所」と返すサラはちょっと嬉しげに見えます.

 ロアビイ「見ただけで女の子のサイズわかるんだ、これって数ある俺の特技のひとつ」って、他にはどんな特技が?

 ガロード「これでよし、つっても絶対着てくれないよな」やっぱり見たいんだティファの水着姿、男の子だね.ところでロアビイがティファ用に入手してきたのは、どんなデザインだったんでしょう.

 電波を受けて飛び出すティファ、ボート使えたんですね.

 GXはライフルを海中に落としてますが.ガロードはあとで拾わされてました.本作はけっこうこういうところが細かい.



第十七話「あなた自身が確かめて」(ティファ・アディール)

 Dナビ(生きたイルカの脳を使ったナビ)を量産するためにイルカを狩るドーザ.それで人間を憎む白いニュータイプ・イルカ.

 それを救うことにするフリーデン一行.苦戦するGXとエアマスターに、白いイルカがニュータイプの力でDナビを壊して加勢.「これが白いイルカの力だというのか」これもガンダム名台詞のオマージュ?

 水中専用レオパルドの登場で形勢逆転.ドーザのオルクは壊滅.「希望は捨ててはならない.なぜなら命は変革する」って、すごく賢いイルカですね.

 夕日を見ながらティファの手を握ろうとするガロード.青春だなぁ.



第十八話「Lorelei(ローレライ)の海」(オルバ・フロスト)

 連邦軍のL作戦.革命軍のライラック作戦(パトゥーリア)と同様、戦争の負の遺産みたいなものですかね.

 積み込み作業を進んで手伝おうとするティファ.ガロードやキッドよりも、さすがテクスは年の功.「大切に思うのと大切にするのとは違う」くー渋いね.さらにローレライ伝説の詩を暗唱するテクス.「テクスは何でも知っている~」

 停電騒ぎでおどかすキッド.どさくさでティファに抱きつくガロード.「これも若さよね」ティファちょっと嬉しそう?「二人を見ていると、こっちまで照れくさくなります」いやほんとに.

 いよいよというところでアシュタロンにつかまるGX.

 「兄さんに内緒でね」GXとフリーデンに対するオルバのこだわりは半端じゃないですね.



第十九話「まるで夢を見てるみたい」(ルチル・リリアント)

 「口に出してしまったら、何か大切なものまで消えてしまうような」ジャミルもけっこう青臭いことを言いますな.

 ジャミルにGコンを託すガロードに、おもわずロアビイも自分の体験を重ね合わせ.昔取った杵柄でジャミルの奮闘.そこへアイムザット艦隊が到着してピンチなフリーデンに、ガロード「船を出せ!」「え?」「ってジャミルなら言うんじゃないかな」今回やるじゃん、ガロード.

 「ルチルはわたさん!」「別の力を使います」二人力を合わせてフラッシュシステム起動.Gビットが動いてMS隊を撃破、艦隊は退却.

 「ジャミル、後始末をお願い」んでビットMSを撃つGX.部品をとっぱらって売ろうとは思わなかったのかな?



第二十話「…また逢えたわね」(エニル・エル)

 セインズアイランドにて、エニルの彼氏マイルズはミライの元婚約者を彷彿させます.でもフリーデンの入港審査で「この封印が破られると大変なことに」とは言わないんですね.

 サラに対するじらしも見事なロアビイ、ウィッツとは好対照.サラとトニヤに秘密特訓を見られてうろたえるテクス、珍しい表情ですね.

 エニルと知り合ったトニヤ、それとは知らずガロードのことを話し合う二人.

 さすがに自分がお邪魔虫なことを知っているキッド、早退してガロードとティファを二人きりにさせてあげます.夕日の海を見つめていい雰囲気に、肩に手を置こうとして「どうしたの?」うーんラブコメ、ラブコメ.

 おめかしして出かけるトニヤを見て、ロアビイに「デートだな」といわれてうっとなるウィッツ、面白くなさそうな表情なのが楽しいですね.

 ガロードが「あそこ、よさそうだな」って指さした先がエニルの店だけど、15歳のカップルが入るような店なのか? ティファが気がついたのはやはり中に二人が、特にエニルがいること.貸し切り札がかかってなかったら、どうやってガロードの方向修正をしたのでしょうか?

 エニルに「よかったら、あたしたちの船に来ない?」と誘うトニヤ.しかし「あの人は来ません」とティファ.迷っていたMAエスペランサを買い、フリーデンの前に姿を現すエニル.トニヤとの友情か、ガロードへの憎しみか、いずれにしても彼女のこだわりは消えないのでした.



第二十一話「死んだ女房の口癖だ」(カトック・アルザミール)

 今回からOP冒頭タイトルバックのシルエットがDXに.

 ティファ「ずうっとガロードのまま」それっていいのかどうか.案の定、ウィッツとロアビイは「成長してねぇ」という解釈.

 ヴァサーゴもアシュタロンも新しい飛び道具で登場.でも「あの変な兄弟」呼ばわりされてます.「腕を上げたな、あの少年」これもガンダム名台詞.

 フリーデンに潜入して捕まったカトック・アルザミールに「あなたは優しい人だから」って、MADLAXみたい.



第二十二話「15年目の亡霊」(カトック・アルザミール)

 ジャミルに対し、「あの甘さ、長所なのか、短所なのか」テクスも甘いと思ってるんですね.

 キッド「お前マニュアル呼んでないのかよ」って、ここがガロードとアムロで違うところかな.

 「慣れとは恐ろしいものだ」って、フロスト兄ちゃんはガロードに感心してばかり.

 カトックに眼前で難詰され苦悩するジャミル.あげくかつて乗っていたGXをベースに作られたのがDXと知らされ、ジャミルが降伏.

 そんなカトックも、ティファの「あなたのために描きました」にぐらっと来てそうな感じ.



第二十三話「私の夢は現実です」(ティファ・アディール)

 とらわれのフリーデン一行.最高審議会のドン、ブラッドマン卿の鶴の一声でDX計画は延期.その間に脱獄のための情報収集に回るガロード.やっぱり「この手の仕事」は彼が適任です.

 「心配すんな、守ってやっから」どさくさにまぎれてウィッツ告白か

 「話してもらおうか、連中の逃亡計画とやらを」これもガンダム名台詞かな.

 カトックがひとりごちて「それに俺は、おっさんなんかじゃねぇ」.そして「未来なんか見えてたまるか」とガロードに協力することに.



第二十四話「ダブルエックス起動!」(ガロード・ラン)

 キッド「いざとなると女は強ええや、子供だってね」ジャミル「私も未来に逆らうか」と全員で戦うフリーデン一行.

 ガロード「おっさんて意外にいいやつだったんだな」カトック「死んだ女房もそう言ってたぜ」なんだかいいコンビに.

 投げた手榴弾を蹴返したり、DX格納庫内での狙撃に気づいたり、さすがカトックは歴戦の強者.「人を信じろって、ティファが言ってたぜ」とまで言ってのけます.

 アイムザット「ダブルエックス用のコントローラーはここにある」って、子供がおもちゃのレーザーピストルを大事にしてるみたい.

 窮地のガロードに、ジャミルとティファが「私も未来に逆らいたくて」とGコンを届けたところへ、油断したガロード達の楯になって命を落とすカトック.「過ちは繰り返すな」旧世代から新世代への遺言です.

 この後、DXで船の装甲を破って飛びでてますが、手に乗せていたジャミル達は生身で大丈夫なのかな?

 初めて乗るDXで、しかもライフル無しで戦うガロード.やはりジャミルが認めるだけのことはあるみたいですね.

 ブラッドマン卿の演説中も、悪巧みな兄弟.「過ちは繰り返してはならない」のフレーズがカトックの最期の言葉とかぶります.



第二十五話「君たちは希望の星だ」(リー・ジャクソン)

 「かつて戦争があった」再び繰り返されるナレーションは新展開を象徴してるかな.

 フロスト兄弟が登場して「悪いこと、するんだね」「そうだ、悪いことだ」彼らは変わりませんね.

 さて、初登場からへっぽこなウィリス.この後も「側近というのは、冷たくなければつとまらないのかな」って、とことん甘ちゃん.

 ガロード「やろうジャミル、この行いを繰り返させちゃいけない」って、なんだかジャミルもウィリスみたいに決断力が低下しているのか.

 出撃前にティファに会いに来るガロード.「嬉しい、なんだか最近ガロードが遠くにいるような気がしてたから」「んなことないよ、俺はずっとティファの側にいる」あいかわらず微笑ましいカップルですが、だんだんティファの方がガロードLOVEな感じになってきてます.

 フロスト兄ちゃん「久しぶりだな、ガロード・ラン君」が名台詞かな.そしてラストのフロスト兄弟は「闇に生まれ、闇に生きる」みたいな感じ.



第二十六話「何も喋るな」(ウィッツ・スー)

 試作MSコルレルに乗る「白い死に神」デマー.「倒してみせよう、DXとやらを」は名台詞.

 エニル「あそこには思い出が多すぎるもの」切ないですね.

 ウィリスを取り巻く状況に、ジャミル「この国に未来はあるのか」ルクス「国家主席次第、でしょうね」って、ルクスはウィリスが変わることに賭けてそうな感じ.

 リー将軍、キッドには「じいさん」、ウィッツには「じじい」呼ばわりされてますが、けっこうご機嫌.

 ガロードを探すティファ.テクスには「トニヤの言っていた、男のランキングとやらも、あてにはならんようだな」トニヤには「さみしいよー、っていうオーラ」と、フリーデンの中でもとりわけよく気のつく二人にはバレバレ.

 ガロードをうらやましがるウィリス.「僕には心を許せる人がいないから」って、逆に彼は気がついていないだけなのでしょうが.

 今回は強化改造された新エアマスターのお披露目.

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機動新世紀ガンダムX(DVD-BOX) 1/3

 コロニー・地球間の戦争とニュータイプというガンダムの世界観を新たな形で見せてくれた、という点で、私は好きな作品です.本放映では見てなかったのですが、数年前にケーブル局で再放送されたときに見ました.全体でまとめての感想にしようかと思いましたが、やはり本作はつっこみどころが多すぎて楽しいので、各話ごとに書くことに.




第一話「月は出ているか?」(ジャミル・ニート)

 「かつて、戦争があった」このナレーションだけでAW0015に浸れますなぁ.ガロードの突然の乱入に悲鳴をあげることもなく「待っていました」とはティファも肝がすわってます.でも人の気持ちが読めるだけでGXのありかがわかるのかな? ティファの能力ってなんでもあり?

 GXの立ち上がるシーン、胸から排気して目が光るのはやはり「ガンダム」のお約束.その後はチューブを引きちぎるんじゃなくて頭部をたたきつぶしてましたが.

 ガロードが戦ってる間、ティファは隣に座ってますが、加速度ってどうなってんだ?ていうかガロードはじめMS乗りは全員シートベルトしてないんだよね.みんなすごく身体が丈夫とか.



第二話「あなたに、力を…」(ティファ・アディール)

 ウィッツのエアマスターとロアビイのレオパルドに迫られるGX.「ぶ、武器は?」そうそう、主人公はそうやって探さないとね.でもマニュアルは無いのによくガロードはよくシールドライフルを見つけました.すぐ落としちゃったけど.

 ガロードに楯にされるティファ、あんだけ飛び回るGXの手の中にいて、「信じて、いたから」で片付けちゃうとは.やっぱり戦後生き残った人間はみんな身体がおそろしく丈夫なのかな.落っことしたシールドライフルはしっかりエアマスターが回収.

 ガロードの父親は軍の技術者で本人もメカ好き、という設定はアムロに通じるものがありますが、それにしてもマニュアル無しであれだけGXを使えるとは.バルチャーのMS集団に対しても、致命傷は避けて攻撃しているようだし.どうやってあれだけの操縦法を身につけたんだ?

 ガロードを助けるために月のマイクロウェーブ基地にアクセスするティファ.GXの工場といい、やっぱり「ティファはなんでも知っている~(音符)」.でもサテライトキャノンの威力については、ガロード同様に認識してなかったのでしょうか.ソーラ・レイ発射後のアムロ同様、死んでいく人の思念に襲われるティファでした.

 ところでバルチャーって「ザブングル」に出てくる運び屋と似てますね.荒廃した地球っていう設定は共通するものがあるからかな.



第三話「私の愛馬は凶暴です」(シャギア・フロスト)

 GXを止めたジャミル、第一話のガロードと同じ手口.なぜかガロードに戦闘を見せるジャミル.ガンダムの扱い方を教えたいのか?

 脱獄してティファに花を届けるガロード.毎晩眠らされてるのか?気付けよシンゴ.ちょっと情けないぞ.

 出た出たシャギア・フロスト.そしてオルバ・フロストがフリーデンに潜入成功.「愛しています、殺したいほど」この兄弟はいちいち言うことが芝居がかってますなぁ.



第四話「作戦は一刻を争う!」(ジャミル・ニート)

 過去を話し始めるジャミル.「かつて戦争があった」って、ナレーションの真似してるし.15年前から揉み上げがあんなだったんですね.

 今回キッド登場、ガロードとガキ同士、同レベルで喧嘩してます.

 ジャミルを誤解していた自分を責めるガロード.GXで出させてくれるようジャミルに頼んだりしている間に、ベッドごとオルバに連れ去られるティファ.今回から「兄さん」が始まります.サラの心配は当たっていたわけですな.



第五話「銃爪はお前が引け」(ジャミル・ニート)

 「好きんなっちゃったんだから当たり前だろ!」キッドじゃないけど、ほんとにそのまんま.「私にもあんなガムシャラな頃があった」ってジャミルは懐かしモードに入ってるし.

 「当たれ、当たれ!」で連射したあげくの弾切れはお約束.ヴァサーゴとアシュタロンそろい踏みでピンチのGXに、レオパルドとエアマスターが助っ人に.本作のガンダムそろい踏みですなぁ.

 グランディーネの連続砲撃を破るべく、ティファからジャミルへテレパシー.でもどうやって正確な方向を伝えたんだろう.炎を背にして現れるティファ.ちょっと「ボトムズ」のキリコみたい.ガロードが「帰ろうぜ」と声をかけ、フリーデンが彼らの家になった瞬間でした.



第六話「不愉快だわ…」(サラ・タイレル)

 恋をして悩み多きガロード.それはサラも同じ.ティファとジャミルを交えて妙な四角関係.お互いの15歳の頃を語り合うジャミルとテクス.やっぱテクやんは渋いねぇ.ジャミルの甘さが際だってしまいます.

 責任を感じて暴走したガロードを襲うエニル・エル.「させるかぁ!」はやっぱりガンダム名台詞.

 世話好きトニヤのくれた口紅をつけてみるティファ.運悪く見てしまったサラの一言で傷ついてしまうのは、切ないですねぇ.



第七話「ガンダム、売るよ!」(ガロード・ラン)

 ジャミルを危険にさらしたことで、サラにひっぱたかれるガロード.さすがに戦後を生き抜いてきただけあって「殴ったね!」とは言いませんな.しかしティファに「会いたくない」と言われた上に、彼女がジャミルを見舞うところを見てしまったのは、タイミング悪すぎました.

 「帰ってくるのかな?」テクスもよく気がつきますが、トニヤもかなり鋭いカンしてますね.



第八話「あの子、許さない!」(エニル・エル)

 火あぶりになるエアマスターを助けた輸送機はフロスト兄弟.まだまだ潰されちゃ困るってとこでしょうか.

 トニヤのせいで金塊のことがばれるウィッツ.この頃から、この二人はいい取り合わせですよね.

 サラに「顔きつくなったな」.相変わらず渋くて鋭いテクス.彼に諭されてティファも考え始めます.

 襲われたガロードも助けるフロスト兄弟.「美学が許さない」って、逆恨みじゃないですか.「GXの性能で勝てたんだ、君の実力じゃない」アムロも似たような事を言われていたなぁ.



第九話「巷に雨の降るごとく」(テクス・ファーゼンバーグ)

 サラにひっぱたかれても、ティファに拒絶されても、やっぱりエニルの確信通り、ガロードは戻ってくるのでした.「帰るチャンスを待ってたのよ」ほんとにその通り.

 サラの指示で湖に逃げるフリーデン.片側にレオパルドをぶらさげて飛ぶエアマスターですが、相当バランス悪いんでは?

 ジャミルはベッドに寝てるときくらいグラサンはずしてもいいのに.

 わざわざ湖の上に、しかも背中を向けて立って待つザコット、演出好きで炎好き.

 ガロードのGXを軽くあしらうエニル.とことんガロードに執着してますなぁ.「やるしかないのか」ここでもガンダム名台詞.

 美学よりも兄さんの言いつけが大事なオルバ.ジャミルにくってかかっていたサラも、土壇場の土壇場でティファを信じることに.そして、月からのマイクロウェーブそのもので窮地を脱する一行.豪快ですねぇ.

 そんでサブタイトル.うんうん、テクスは渋いですなぁ.

 ガロードに対するペナルティがティファの世話とはねえ.「このマセガキが!」って、キッドあんたもガキじゃん.

 帰るべき場所を失ったのはエニル.ここで本当に「あの子、許さない」だよね.

 最後のティファの「秘密、です」には、いや全くやられちゃいました.



第十話「僕がニュータイプだ」(カリス・ノーティラス)

 キッドとっておきのパーツは主役メカ交代への前フリ.さて娯楽室を作るロアビイ、有料のつもりが、「女性の会費は無し」「ビリヤードで会費はチャラ」「十五歳以下はタダ」でガックリ.並んで座るガロードとティファは初々しいですねぇ.

 雪上での戦いには不利なガンダム3機に、ティファに迫るカリスのヴェルティゴ.カリスの言う「仲間」という言葉に反応するガロード.彼がムキになるのはティファと感応できるニュータイプへの嫉妬でしょうか.「ララァ、奴との戯れ言をやめろ!」みたいな感じ.

 「そうですティファ、未来が見えるでしょう」いったいどんな未来が...



第十一話「何も考えずに走れ!」(ジャミル・ニート)

 ノモア市長に「接触するな」と言われてしょんぼりのカリス.彼もやっぱり仲間が欲しいのかな?

 ふたたび悪巧みのフロスト兄弟.「ただし、シミュレータだけどね」そういやリュウも似たようなことを言ってました.

 とっておきパーツを使ってボロボロGXを改造するキッドとメカマン.「好きだからやっている」とはいえ、不眠不休とはねぇ.

 シャギア「なめてもらっては困るな」そうそう、敵役はこうでなくちゃ.

 「何も考えずに走れ!」仁王立ちでこう言うジャミルは運動部のコーチみたいですなぁ.



第十二話「私の最高傑作です」(ノモア・ロング)

 OPは一部ディヴァイダーにさしかえ、レオパルドやエアマスターのカットも増えて、ヴァサーゴとアシュタロンも登場.

 颯爽と登場したと思いきや、ずっこけるGXディヴァイダー.でもすぐにフロスト兄弟を圧倒し、ジャミルをもうならせるガロードの順応力と操縦センス. 街ですれ違うトニヤ、サラとエニル.この後の伏線かな?

 「無茶はしても無理はしない」「十五なんて半分は子供」「だが残りの半分は大人だ」テクスがいると会話にも渋いものがありますなぁ.

 ノモア市長、本名ドゥーラット博士に面会するエニル(ガロードいわく「お色気姉ちゃん」).彼女の出自と来歴がなにげに明らかに.ついでにカリスが人工ニュータイプであることも.

 フォートセヴァーンに潜入するガロード.もともとこういうのはお手の物でしたよね.でもティファとカリスには気づかれているのでした.

 兄の意趣返しに迫るオルバ、思いこんだら突っ走るところはガロード並みでは.



第十三話「愚かな僕を撃て」(カリス・ノーティラス)

 GXディヴァイダーに乗るジャミルの参戦で一時的に形勢逆転.「少年の心は時として成人男子に伝染する.よくある例だ」いいぞテクス.

 ニュータイプの力を使わずとも戦う術があることを見せるジャミルに、ガロード「見える、見えるぞジャミル!」これもガンダム名台詞のオマージュかな? そして戦うことが優しさとガロードに教えるジャミル.どんどん「トップをねらえ」のコーチみたいになってきました.

 市長の憎しみを知ってガロードのところへ赴くカリス.ていうか、いままでなぜ気がつかなかったのかな?

 「アタれぇ!」「よし!」そしてガロードのセンスがついにカリスの能力を上回ることに.ところでノモア=中田和宏さん、ウィッツ=中井和哉さん、エニル=本多知恵子さんとくれば「グレネーダー~ほほえみの閃士」を彷彿させます.

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