交響詩篇エウレカセブン 最終話「星に願いを」When You Wish Upon A Star
エウレカの独白「一緒にいたい」「そう願うことで、みんなが住む星が無くなるのなら、私は願うのを止めよう」
「でも、許されるのなら、もう一度会いたいよ、レントン」
まるで48話のアネモネのよう.
語り合うホランドとユルゲンス.アゲハ隊は難民キャンプで拾われた子供達.「世界を呪って生まれてきた、望まれずに産まれてきたあの子達を救ったのは、同じく世界を呪った男だったというわけだ」
しかしまぁ、ジエンドパイロット候補の少女達といい、救ってるんだかどうだかわからんところがありますな.
デューイの本当の思惑の種明かし.エウレカ達の首輪はデューイの心肺機能にリンク、エウレカもしくはアネモネが代理の司令クラスタになったとき、自分の死をトリガーとして中に組み込まれた自壊プログラムをスカブに注入させようとしていた魂胆.ほんと、お兄ちゃんはなんでもお見通し.
そして、エウレカはそれを起こさせないために、指令クラスタになることを拒み続けている.それを知ってホランド、泣きつくレントンに「気が済んだか、だったらすぐに準備を始めろ、行くぞ」「決まってんだろ、エウレカのところにだ」かっこえぇなあ.
最終話で再びアドロックの言葉、「ねだるな、勝ち取れ、さすれば、与えられん」登場.OPをBGMに旅立つ月光号、燃えてきましたよ.
見送るアネモネ達「いいなぁ、エウレカは、あんなにいっぱい命を賭けてくれる人がいて」
「我が儘いうな、お前にも一人いるだろう」
「そうだよね、エウレカのカレより、ずうっと二枚目の」
「ま、今回ばかりは、ヒーローの座を譲ってやるか」
そら最終回だし.しかしまぁ、ラブラブだねぇ、お二人さん.
月光号の行く手に抗体コーラリアン出現.モーリスにアクセルからの手紙と請求書を預け、代わりに、お守りに、とエウレカの髪留めを渡すモーリス.
そしてニルヴァーシュに語りかけるレントン「お願いだよ、ニルヴァーシュ、俺はこんな結末はいやだ、俺の隣には、エウレカが必要なんだ!」
その言葉に、月光号上甲板を破り、ほとんどアーキテクトのまま出現する新しい形のニルヴァーシュ.
モーリス達の見つめるドライブには「エウレカ」にかわり「レントン」の文字が.
ますます燃えますねぇ.
「僕らのママを助けられるのは、僕らのパパだけだよ」モーリス良いこと言う、でも16にして3人の子持ちとは.
負けじとホランド「惚れた女くらい、奪いとって来やがれ、男だろ」
そんな声援を受けてレントン「アーイ、キャーン、フラーイ!」
本作らしい掛け声ですねぇ.
抗体コーラリアンを一掃し飛び去るニルヴァーシュに、ケンゴー「戻ってくるわけなかろう、レントンは巣立っていったんだよ、見送ってやろうじゃないか、息子の旅立ちを」
いやまったく、当初のヘタレっぷりからは雲泥の差.それだけ世の中を見て、経験積んで、成長したって事で.
妨害されてもなんのその、エウレカとの思い出を胸に、球体内部に侵入するレントン・ニルヴァーシュ.エウレカの前に降りたって「バイバイなんて言うなよ、一人で行こうとするなよ、エウレカ!」
「来てくれた、ほんとに来てくれた!」
「君を、ひとりぼっちになんかさせないよ」と、ひとつになる二人、コンパクドライブには、ハートマークに囲まれたエウレカとレントンの名前.
さすがヒーロー&ヒロイン、サブのドミニク&アネモネ以上に見せてくれます.
最終話にして初めて語るニルヴァーシュ、「あなたたちの想いは、全て私の魂魄に刻まれた.これでやっと悟りを開くことができる、希望という名の光をもって」
まっぷたつに割ったスカブコーラルの半分と、サクヤやダイアンら融合された人間と共に、もう一つの世界へ行ってしまいました.びっくり.
さらには、「進化の道筋は、一つでなくてはならない理由はない.今まで楽しかったぞ、有り難う」と消えるゴンジイ.なんと彼も人型コーラリアンでした.ほんとびっくり.
さて1年後、モーリス達をひ孫にしたアクセル、「レントン・サーストン希望の丘公園」から見上げる月にはでっかくハートマークに囲まれた「エウレカ レントン」の文字.嘘かよー.
別の場所で見上げるアネモネ&ドミニクらしきカップルも.そして、どこか水辺の林の中にいるらしき、エウレカ&レントン.
最後は「「オシマイ」」、ED提供背景は、サーストン1家6人.めでたしめでたし.
サーフィンするロボも、いろいろちりばめられた小ネタも、世界設定も、魅力的な作品でした.
全体通じて面白かったけど、やっぱり一押しは、48話でしたね.
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