Canvas2~虹色のスケッチ 第24話「虹色(なないろ)のフィナーレ」(終)
冒頭、雪空を見上げて朋子「サンタさんは、誰に奇跡を届けるのかな?」
どうも21話あたりから朋子のみ暗い演出が多いんですよねぇ、やだな.
OP無しで始まった後は、霧「みんな未来に向かって動いていく感じ、浩樹も私も、なんてね」、いいかげん、「なんてね」に反応するのはやめることにしよう.
麻巳部長からもらったクリスマスプレゼントの手袋を、「次のクリスマスのプレゼント引換券」と言って朋子と半分こするエリス.別れてバスに乗ってから朋子「ずるいよエリスちゃん、次のクリスマスだなんて、ちゃんと約束できないじゃん」、また暗いセリフですよ.
そのエリスは、プレゼントとして、初めて赤を使った絵を浩樹に残し、とどめに「お兄ちゃん、大好き」と残して携帯電話を切る一方、美容院でうきうきの霧.この対比は、キツイなぁ.
そしてついに、エリスへのプレゼントとして絵を描き始める浩樹.霧とのデートをすっぽかし、さらには霧もそれを許してしまう始末.
「クリスマスより、浩樹が絵を描くことの方が、大切だもん」
さらに、電車待ちする浩樹を、反対側のホームで見つけて「エリスちゃんによろしく」
「浩樹、何言ってるかわからないよ」と涙ぐむに至っては、BGMのOP曲が一層拍車をかけて、こっちもホント切なくなりました.
ところで、エリスが泊まったのも、霧が予約してたのも、可奈がカンヅメになったのも同じホテル.浩樹が霧とデートしていたら、ニアミスしてましたねぇ.
雪で電車は止まり、道路も渋滞.ていうか、そんな状態になって、飛行機だけ飛ぶってのもどうかと思いますが.
もう行こうとするエリスに、それぞれに時間稼ぎする可奈、菫.しかし空港でいきなり歌い出して、不審人物あつかいされないか?
麻巳のバイクで浩樹到着、「俺は美術部顧問代理だけだからな、もう先生は無しだ!」「ずっと前から、その言葉を待ってました」、麻巳フラグは立ってなかったんですね.
旅立つ直前のエリスに、自分の絵を見せる浩樹.構図を左右反対にしただけ、とかいうつっこみは禁止ですか? まあ返歌みたいなもんですね.
機内の朋子、「さようなら、病院のお兄ちゃん」第2話の伏線が活きてたんだ、と思いきや、ぱたりと落ちる手、そして画面はEDへ.えぇー! そんなぁ!
一応、ED曲中に映されたそれぞれのその後シーンで、ベッド上で目を開ける朋子が出てきましたが、この演出は悪趣味だとハゲシク思いますよ.
こうなると、ラストでエリスと浩樹(いつパリに行ったのか知りませんが)が抱き合って「とり戻したね」「あぁ」「「あの{色|夢}を」」とか言われても、なんだこいつらとしか思えん.
浩樹め、2度も霧をふって許せんぞ、さっさと慎一郎は弱った所につけ込んで霧を口説き落とすがよい.
並みの出来だとは思いますが、ラストの機内の朋子のシーンは絶対不必要.あんまり人の命がらみの話を、軽々しく演出してほしくない.ひょっとしてゲームでもこんなシナリオなんですか? 2クールもかけたあげく、後味の悪い終わり方でした.
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